ライン作業とはどんな感じ？現役期間工が感じたコツや雰囲気教えます。
どうも管理人です。期間工になると約半数以上の方が行うと思われるライン作業。どんな感じなのか？雰囲気とかコツ、どんな所がえらいかそんな所を今日はお伝えしていきます。それではどうぞ。
ライン作業解説
どんな事をするの？
ライン作業とは基本ベルトコンベアの上を製品が流れて来ます。僕たち従業員は決められた場所に配置して加工や検査などをしていき、製品を完成させていきます。
期間工では、自動車製造を主に行うので、その加工のなかに組みたてでの各パーツの取り付けや塗装では車体に色を吹きつけたり、シーラーの添付などを行なったりします。その他にも検査や車体組みたてなど同じ自動車のライン作業といえど色々な作業があります。
基本的に初心者や未経験者でも始められ、作業をある程度練習すれば誰にでもできる内容になっています。
自動車期間工のライン作業がえらい理由
ライン作業といっても、製造するものの大きさや内容、種類などによって作業は様々になります。
お菓子や精密機械のライン作業はその場での作業が多く、場合によっては座って作業できます。また手先での作業が多い為肉体的な負担も少ないとされています。
自動車の場合大きさや車内の作業、社外の作業など色々な場所を同じラインで作業する為、様々な要因から基本歩いての作業や態勢が悪くなったりすることがあります。これと部品の重さなども他のライン作業よりきついとされる要因だと思います。
他にはどんな事がつらいと言われるのか？
・ドライバーや工具などを連続で使い、バネ指や腱鞘炎などになる可能性がある。
・自動車部品、重いものを持つ可能性があるため落下の危険や腰を痛めたりする。
・態勢が悪かったり、立ったりしゃがんだりの連続で、関節や腰を痛める。
・一日中歩き回るのでとにかく疲れます。
・決まった制限時間内に作業をしないとライン全体が遅れてしまう為焦ったり心理面で疲れる。
同じ作業の連続でやりがいや、変化を感じられない。
ざっと並べましたが重労働だということは何となくイメージできたんじゃないでしょうか。
これの全てに当てはまる訳ではないですが、自動車のライン作業は精神的にも肉体的にも本当に大変な作業が多いのは事実です。
ライン作業の楽になるコツ
これまでデメリットとなるポイントばかり上げてきましたが、とはいえ続けられない仕事ばかりではありません。僕なりの楽になるコツを何点か上げていきます。
身体の辛さは慣れが大事！
新しい作業を初めてすぐは、誰でもと言っていいほど筋肉痛や関節痛になります。作業を習熟するに当たって徐々に和らいではきます。最初は本当につらいですが、２週間もすれば慣れてきますよ。
作業を考えながらする！時短を考えよう！
ライン作業は重労働といえども基本は単純作業の連続です。物を取りに行く動作があれば最短ルートで行く。ボルトを取る作業があれば必要な数を１回で取るなど１日何百台も同じことをするので、少しの工夫で身体的にも時間的にも必ず楽になります。無駄な動きが多いとその逆になっちゃいますよ。
動作や、態勢なんかも考えてみよう！
これもまた一日何百回もする動き、どの動きがどのように身体を酷使しているのか考えてみましょう。上司に聞いてみるのもいいですし、どうやったらスムーズに、楽に動けるかを少しづつでも改良していきましょう。例えば重い物は持つ時間を出来るだけ短くしたり、手の動きなら力の加減を少し抜いてみる、膝だけで曲げるのではなく、腰をしっかり落として膝への負担を他に逃がしてあげるなど、何度もする作業なんで少しの変化で大きな負担軽減になったりしますよ。
サポーターや整体なんかを利用して身体のケアをしてあげよう！
とはいえやはり肉体労働。自分だけの工夫では補えない所も出てきます。基本期間工は通常のバイトよりは絶対に高給を貰えたりします。その少しだけでいいので身体のマネジメントに当ててみてはどうでしょうか。僕自身サポーターとコルセットをつけて痛みが大分軽減しましたよ。
なるべく好きなことを考えよう！
歩き作業たち作業の長丁場、慣れてくると時間も立たないしつまらない。。そんな時は、好きな歌を頭の中で歌ったり。今日何食べようかなーとか少しでも楽しくなるような事を考えましょう。僕はブログ何書こうかなーとか、好きな歌手の歌をフルコンサートしたりしてます笑笑少しは気が楽になるかと。
安全第一これは絶対守ろう！
無理して身体を酷使し続けたり、走り回ったり、必ず長く続きません。短くても３カ月長ければ約３年最悪身体を壊してしまいます。ましてや工場では危ない機械が沢山あります。慌ててこけたり、手を切ったり実際にあるんです。まず自分の身体は絶対に自分で守りましょう。お金を稼いでも身体を壊しては意味がなくなっちゃいますよ。
難しく考え過ぎない。相談しよう！
先程の身体の痛みはどうしても取れない場合もあります。また作業的にも間に合わないなど精神的にも追い込まれてきますよね。考え過ぎてもできないものはできませんし、身体は楽には絶対なりません。そんな時は上司や少し偉い人に相談してみましょう。身体の痛みに関しては工場の現場が1番恐れているのは怪我、労働災害ですし、作業が間に合わないなら作業を変えるなり対応してくれる可能性も十分あります。補助などを長くつけてくれたり、対応してもらってる方もいますよ。
これらをするだけで気分的にも肉体的にも多少は楽になると思います。色んな作業があり色んな悩みがありますよね、、少しでも楽になるよう工夫する事は大事ですよ。あと本当に考え過ぎても良くないです。最悪の場合だけど辞めても次があるって思うことも大事なのかなって思いますよ。
ライン作業中の雰囲気やルール
工程にもよるが、会話なんかもある
これはやってみて以外だったんですが、結構喋りながら仕事してる人もいます。そんな余裕なんてねぇよって場合もありますけどね、、笑
作業が間に合わなかったら助っ人が来る！
ライン作業は沢山の作業を沢山の人が１つの製品を作る為に作業をしています。ですから1つの作業でもかけてしまうと製品が完成しません。間に合わなかったり、あっ失敗したって事も勿論皆んなあります。そんな時はライン作業には必ずと言っていいほどいるリリーフという人を呼びましょう。失敗して流してしまうより助けてもらった方が後々間違いなく怒られないし、ルールとしてそれの方が良いとされてるんだから甘えちゃいましょう。とはいえ真面目に作業はしないと怒られますよ。
基本的に走ってはダメ！
焦って走ってしまったりあります。これは基本的にダメとされていますし、走らないでいいし、焦らないでいいです。無理なくできるやり方を探していきましょう。覚えるのが早い遅いは人それぞれです。自分の最短をさがしましょう。
トイレや体調不良は人を呼ぼう！
我慢は禁物です。最低限のマナーとして休憩時間があるのでそれでトイレなどを済ましておくのは言わずもがなですが、お腹の調子が悪かったり急に体調が悪くなったり人間だからあります。そういう時は我慢せずに上司をよぶか先程上げたリリーフという人を呼びましょう。あまりこれに関して嫌な顔はされないでしょう。やりすぎたら勿論されますよ！
まとめ
期間工でのライン作業の雰囲気がある程度わかったんではないでしょうか？大体楽な仕事は無いのが現実ですが、少しでも楽になったり、気持ちに余裕ができ作業が行えればいいですよね。最初は色々不安ですが慣れたら多少は楽になるのもライン作業ですよ。例外はありますが、、、笑笑
今日は僕なりに考えたライン作業についてを書いていきました。配属や作業内容によっても変わってしまいますが、少しでも参考になれば幸いです。それじゃあまた（╹◡╹）
応援お願いします（╹◡╹）
